妄想ShortStory

えいじーさん作 妄想SS第10弾!リボルバーを使うケミ君をみて某山猫部隊の隊長を思い出しました。(最終更新 05/2/19)

"MANTIS" 第10話
文:えいじー


――寄生虫。
  それはカマキリの体内に宿る針金状の悪魔。


アルデバラン、PM2:42。
様子の変わらぬ街中に、様子の違う足音が響く。
僅かな焦りを含んだ歩調で雑踏を抜ける皇騎士、そして後に続くダンサーとスナイパー。

「でも、何で急にホムがみんな倒れちゃったんでしょうか?」
「さあ?電池でも切れたんじゃない?」

プロンテラに到着した彼女達が目撃したのは、大量のホムンクルス達による暴行・強姦行為であった。
皇太子の指示により市民の救出を最優先に行動すること1時間強。
突然ホムンクルス達は一斉に倒れ、絶命した。
原因は不明であったが、ともかくホムンクルスが全滅しテロは自然消滅した為、
3人は商人を探しに行ったウィザードを残し、一旦アジトに戻る事にしたのである。

「……とにかく、急いでアジトに戻りましょう」

徒歩から小走りへと歩調を速め、アジトの入口へと急ぐ皇騎士。
1時間半が過ぎてもテロの現場に現れなかったプリーストとクリエイターに、
彼女は漠然とした不安を抱えていた。



「マスター!」

通路を抜けてエントランスホールへ到着する3人。
照明は薄暗く、彼女達を出迎える者は誰もいない。

「……マスター?」

入れ違ってしまっただろうか。
それとも――

「あ、ロナさん……」

ダンサーが指差す方向には、扉が開かれ明かりの漏れた実験室がある。
――否、明かりだけではない。
男の声がかすかに漏れているのを、皇騎士ははっきりと聞き取った。

「……っ!」
「ちょ、ロナちゃん!?」

無言で実験室へと駆け出す皇騎士。
慌てて追う二人。

「マスター……っ!?」


実験室の扉を開け放った皇騎士の視界に、3つの異変が映った。
クリエイターがあられもない姿でローグの男に逸物を咥えさせられている事。
見知らぬハイプリーストとアルケミストが部屋の中央に立っている事。
そして、その傍らで拘束されたプリーストがうずくまっている事。


「っ――ぁあっ!!」

サーベルを抜き、瞳を見開き。
中央の二人に狙いを定め、一直線に跳び出す皇騎士。

仮にアルケミストが戦闘タイプでも、接近戦ならば負けるとは思わなかった。
負けるつもりなどなかった。


しかし。

「―――!?」

室内に響く轟音、ほぼ同時に響く金属音。
彼らの元へ届く数歩前で、皇騎士の身体は弾け飛んだ。

「ロナちゃんっ!?」

数瞬遅れて到着し、3つの異変と吹き飛ぶ皇騎士の姿を目の当たりにするスナイパー。
そして反射的に弓を構える――が。

「うぁっ!?」

再び轟音が響き、構えた弓が強烈な衝撃によって弾き飛ばされる。

「――動かないで!」

丸腰のスナイパーを牽制するように叫ぶアルケミストの少年。
その右手に握られた小さな鉄製の道具が、先端から淡い煙を立ち上らせていた。


「一歩でも動くと、今のと同じ衝撃を君の眉間に撃ち込むからね」
「…それ、まさか銃奇兵やクルーザーが使ってるのと同じ武器?」
「あんなポンコツと一緒にしないで欲しいな。小型化に加え威力も命中精度も向上、
 おまけに1度の装填で6連発まで可能なんだよ?」

無邪気に笑いながら、銃をプリーストに向けるアルケミスト。

「マスター…っ!?」
「今からローグがお姉さん達を捕まえるから、大人しくしててね。
 少しでも抵抗したら、君達のマスターに残り4発撃ち込んじゃうからね?」
「……っ!」

クリエイターを解放し、ローグは肉棒を晒したまま3人に近づく。

「初めて見る顔もいるが……へへ、どいつもいい身体してるじゃねぇか」
「っ!?…嫌ぁ……っ!」

胸や股間を弄られ、抵抗も許されぬまま髪を振り乱すダンサー。

逃亡を防ぐ為か、それともローグの趣味か。
3人は下半身を覆う衣服を剥ぎ取られた状態で拘束された。





「――さて、新しい客人も来たので初めから話す事にしようか」

拘束された女性達に憎らしげに見つめられながら、ハイプリーストは悠然と語り始める。

「我々はthe PARamount Ability of SInister TEmpter……通称PARASITE。
 君達同様、ホムンクルスの実用化を最終目標として活動している」

言いながら、プリーストに噛ませていた猿轡を外す。

「まあ、正直に言うと姉さんに感化されて活動を始めただけなんだけどね」

「……姉さん?」

驚愕と疑惑の混じった表情で、プリーストとハイプリーストの姿を交互に見つめる皇騎士。
彼女の言葉には反応せず、プリーストはハイプリーストを睨みつける。

「貴方は昔から私の真似事ばかりしていたわね……ハイプリーストになったのも私の影響?」
「ああ、もちろんさ。姉さんがまだハイプリーストになっていなかったのは意外だけど」
「生憎だけど、あんな子供っぽい服は着たくないの」

そう言って、畳んでいた両脚を前方へ投げ出す彼女。
床に広がる法衣とスリットから垣間見える脚のラインに、ローグが感嘆の口笛を鳴らす。

「それにしても、貴方がここまで大胆だとは思わなかったわ。
 攻城戦の規律を破った罪は他国民でも逃れられないわよ、どうするつもり?」
「簡単だよ。――僕達の襲撃など、はじめからなかった事にすればいい」

ハイプリーストは懐から書類の束を取り出し、ひらひらと揺らしながらゆっくりと歩き出す。

「これは我々が開発した男性型ホムンクルスの設計図だ。
 単純な暴力や生殖行為くらいしか行えず、活動限界時間も1時間半という出来そこないだけどね」
「プロンテラを襲撃させたホムがそのホムってわけね…」
「そう。だが…あのホムンクルスを造ったのは、僕達と言う事にはならない」

実験室の隅、様々な書類が散在する机に辿り付いたハイプリーストは、
その書類が目立つよう、机の中央に投げ捨てる。

「これで、プロンテラを襲った男性型ホムンクルスはMANTISが造った事になる」
「……そんなに上手く行くものかしら?」
「仮に証拠が曖昧でも、他に立証する手段がなければそれを信じざるを得ない。
 僕達が決定的な証拠を残すヘマさえしない限りはね」


小さく肩をすくめつつ、ハイプリーストは言葉を続ける。

「MANTIS内で製造していたホムンクルスが手違いにより脱走し、首都内に甚大な被害を及ぼした。
 事態を重く見たメンバーは捜査の手が回る前にアジトを捨てて逃亡。
 しかし数日後、MANTISのマスターは見つかり、捕獲される」
「――それが依頼主であるグワイツ伯爵の望みってわけね」
「さすが姉さん、もう僕達の契約相手までわかっていたんだね」

笑いながら、再びプリーストの側へと戻るハイプリースト。

「相手の要求はMANTISのマスターを引き渡す事。
 こちらの要求はマスター以外のメンバーを自由に扱う事。
 僕達としても国の上層部の協力があった方が何かと動きやすいからね…利害の一致というわけだ」

ハイプリーストの言葉に反応し、うつ伏せでぐったりとしていたクリエイターが顔を上げる。

「…まさか……ゲフェニアのモンスターを提供するって話も……?」
「その通り、あれは僕が伯爵に頼んで君に持ち掛けさせた話だ。君をアジトから離れさせる為にね」
「そんな……」

思わずプリーストと視線を合わせ、痛恨の表情を浮かべるクリエイター。
彼女の自責を制止するように、プリーストは無言で首を振った。

「君の外出中にホムンクルスのテロを起こす事で君と他のメンバーを引き離し、
 一人で戻って来た君をローグに捕獲させる…これが今回の作戦だった。
 後はアジトに何人のメンバーが残るかが問題だったが、姉さん一人が残ってくれたのは好都合だったよ」


「丁寧な解説、ご苦労様」

吐き捨てるようにプリーストは言い放つ。

「それで、貴方の目的は何?私を売って何を得るつもりなの?」

プリーストの問いにすぐには答えず、ハイプリーストは再びゆっくりと歩き出す。
そしてクリエイターの側まで歩み寄ると、跪きながら口を開いた。

「先程も言ったように、僕が得るのは姉さん以外のメンバーだ。
 さらに特定するなら……君の技術と頭脳が欲しい」

クリエイターの顔を指で持ち上げ、ハイプリーストは微笑んだ。


「…あたしの頭脳?」

顎に添えられた指を振りほどき、クリエイターは表情を険しくする。

「そう」

微笑みながら立ち上がるハイプリースト。

「知っての通り、ホムンクルスの技術は両国共にまだまだ発展途上だ。当然、我々も例外ではない。
 あの男性型ホムンクルスだって、全国的に見ればまだ出来はいいほうさ」

その製造者であろうアルケミストと視線を合わせ、ハイプリーストは苦笑する。

「伯爵に君のホムンクルスの資料を見せてもらったが…正直、生命工学の革命としか言い様がない。
 現時点で君の技術は他の追随を許さないと言っていいだろう」

再びクリエイターの側に跪き、ハイプリーストは微笑む。

「その技術を、僕達の為に使って欲しい」


臆面もなく頼む彼の態度に、クリエイターの表情に怒りと呆れの色が混じる。

「…捕えられて、犯されて……そんな相手に協力する気になると思う…?」

彼女の言葉に、頬をかきながら立ち上がるハイプリースト。

「普通はならないだろうね。…だけど、イエスと言わせる事は出来る」

言って、他の捕虜達の秘所を眺めていたローグを呼び寄せる。

「クリエイターのお嬢さんはもっと可愛がって欲しいそうだ」

ローグを顎で促しながら、ハイプリーストは冷たく言い放った。





「いや……ぁあっ!」

下卑た笑いを浮かべるローグに、うつ伏せのまま腰を抱え上げられるクリエイター。
スカートを捲られ露出した尻に亀頭をあてがわれても、もはや弱々しく悲鳴をあげる事しか叶わない。

「止めて欲しかったらイエスと答えろよ?」
「い、いやっ…は――ぐぅっ!」

先程とは違い、ローグは陰茎を湿らせずに無理やり菊座にねじ込ませる。
肛内に残っていた精液はほとんど潤滑の役目を果たさず、擦り切れるような痛みに苦しげな悲鳴を漏らすクリエイター。
彼女の悲鳴に構う事なく、ローグはリズミカルに腰を動かし始めた。


「――あれ、お尻を犯してるの?」

陵辱を見ていたアルケミストが不思議そうに尋ねる。

「ああ」
「ローグってお尻の方が好きなんだっけ」
「違ぇよ。この女、股間にこんなもんを着けてるんだ、よ!」
「――ひゃぁっ!?」

言いながらローグはクリエイターの身体を起こし、自分の股の上に座らせた恰好にさせる。
繋がったまま両脚を広げさせられた彼女の秘所を、金属製の貞操帯が覆っているのが露わになった。

「嫌ぁ…見ないで……っ!」
「これが外れれば前の穴にブチ込んでやるんだがな」
「痛っ、やめ……やぁっ!」

アヌスに根元まで挿し込まれた腰を揺り動かしつつ、貞操帯を拳で小突くローグ。
その様子を見ながら、アルケミストは何気なく答えた。

「――なんだ、早く言ってくれればボクが外してあげたのに」
「え……?」

アルケミストの言葉に、クリエイターの動きが止まる。

――そんな事、出来るはずがない。
個室の奥にある鍵さえ見つけられなければ、これを外される事は――

「ちょっと押さえててね」
「おう」

ローグに彼女の両脚を押さえさせ、アルケミストは懐から小さな金具を取り出す。
そして開かれた股の間にしゃがみ込み、貞操帯の上部にある鍵穴に金具を差し込む。

カチリという音と共に貞操帯は外れ、彼女の秘所の上を滑り落ちた。


「…うそ……」

わずかに湿り気を帯びた膣口が晒されるのを見て、クリエイターの表情が凍りつく。

「君は生命化学のスペシャリストみたいだからわからないかもしれないけど……
 本来、錬金術師はこう言う仕事を得意とするからね」

貞操帯から金具を抜き取り、拳銃と共に提示するアルケミスト。

「…そんな、だって…っやぁぁっ!?」

クリエイターの震える声が鋭い悲鳴へと変わる。
後ろから彼女を貫いているローグが、剥き出しとなった秘所を指で刺激し始めたのである。

「へへ、いい反応じゃねぇか。……処女か?処女なんだな?」
「いやっ、やめ――ひゃうぅ…っ!」

膣の入口をなぞるだけの愛撫に、アヌスを犯された時よりも遥かに激しい抵抗を見せる彼女。
その反応ににやつきながら、ローグは人差し指を彼女の中へと畳み込んだ。

「――いやぁぁぁっ!!」
「おら、まずは一本だ。馴染んだら今度は中指を入れるからな」
「駄目っ、裂け……破れちゃう……ぅっ!!」

恋人に捧げる為に守り続けていた純潔。
その象徴を脅かすローグの指から必死の思いで逃れようとするクリエイター。
――だが、両腕を拘束され尻を固定されていてはどうあっても逃れる事はできない。
そればかりか、抵抗と悲鳴がローグの行為を助長する結果となっていた。


「…くく、たまんねぇ……もう出しちまいそうだ」

膣内を2本の指で描き回しながら、ローグは息を荒げつつ呟く。
そして2、3度腰を突き上げて自らの射精感を高めると、そのまま一息に陰茎を引き抜いた。

「ひぁ……っ!」
「それじゃ、お待ちかねの開通式だ…ブチ込んだらすぐ中に出しちまうだろうが、恨むんじゃねぇぞ!」

引き抜かれた勢いでうつ伏せに倒れ込む彼女を間髪いれずに反転させるローグ。
そのまま開かれた股の間に覆い被さり、ビクビクと脈打つ怒張を小さく開いた膣口にあてがう。

「――っ!!だめっ、お願い、やめてぇ……っ!!」
「止めて欲しかったら…わかってんだろ!」
「いや……いやぁ……っ!!」

涙を流しながら必死に首を振って懇願するクリエイター。
その声を無視し、ローグはゆっくりと腰を前に進めていく。

「――ひ……っ!」

充血しきった亀頭が膣口の抵抗を跳ね除け、少しずつ押し広げる。


やがて、亀頭の中程までが彼女の膣内に埋まった時。

「――止めなさい……っ!!」

ローグの側面から、不意にプリーストの声が響く。
鬼気迫るその声に、思わず腰の動きを止めるローグ。


「ケミ…ここで貴女が処女を散らしても、状況は何も好転しないわ」
「……ひぐっ…でも、マスターを裏切るなんて、あたし……」
「裏切られたなんて思わないから、気にしないで。とにかく貴女は純潔を守り続けなさい」
「…マスタ…ぁ……」

消え入りそうな声を上げ、涙をぼろぼろと零しながら、クリエイターはこくりと頷いた。

「彼女は降伏したわ、早く彼女から引き抜きなさい!」
「……ちっ」

屈されてしまっては、もはや彼女を貫く事はできない。
ローグは処女膜を貫く寸前の亀頭を引き抜き、広げられた膣口に陰茎を擦り合わせる。

「俺らに背いたらすぐにブチ破ってやるからな、覚えとけよ……っく!」

膣口による刺激で絶頂を迎えたローグは陰茎を押さえ、クリエイターの上体に近づく。
彼女の顔に向けて腰を仰け反らせた直後、暴発した白濁が彼女の顔や髪に撒き散らされた。


「……っ!!…っ、うぁぁ……っ」

顔に大量の粘液を浴びた不快感や、脅迫に屈し仲間を裏切った無力感。
そして純潔が守られた安堵感に、クリエイターは小さく震えながら涙を流し続けた。





「ご協力、感謝するよ」

クリエイターの顔に付着した精液を拭き取りながら、ハイプリーストは笑顔で語りかける。

「早速、これから我々のアジトに戻りホムンクルスの製造に着手してもらおう。
 こちらも君の要望には出来る限り応えるつもりなので、何かあれば遠慮なく言ってくれ」

彼の言葉に対し、クリエイターは床を見つめたまま言葉を発しようとしない。


「マスター、そろそろ撤収しなきゃ」
「あん?まだアサシンクロスの奴を捕まえてねぇじゃないか」
「いや、そろそろ伯爵の指示で王国軍がここにやって来る時間だし」

アルケミストとローグの会話に、ハイプリーストは立ち上がって頷く。

「では、そろそろ我々は引き上げるとしようか。
 事情の知らない他のカマキリ達には、王国軍に捕まり事情調査を受けてもらう事にしよう」

そう言って、ハイプリーストはワープポータルを展開させる。
拘束されたカマキリのメンバー達は、ローグに運ばれて無理やりポータルの中に放り込まれていく。
最後に残ったプリーストは、ハイプリーストの手によって担ぎ上げられた。

「さて…姉さん達は逃亡の身という事になるから、数日は僕のアジトに滞在してもらうからね」
「……好きにしなさい」
「素直でよろしい。――ハリガネムシに寄生されたカマキリは、大人しく寄生側に従うものだ」

小さく笑いながらポータルの中へと踏み入れるハイプリースト。
後にはホムンクルスの設計図だけが残された。



ウィザードが商人を連れてアジトに戻ったのは、それから十数分後の事であった。

「もう、何で露店畳んで娼館なんかで油売ってるのよ!」
「油なんか売ってないよ!前にいろいろあったから様子を見る回数を増やしてただけだもん!」
「おかげでロナ子達に大分遅れを取っちゃったじゃない!つーかアサ子はどこ行ってるのよ!」
「クロスは基本的に日曜日だけの契約しかしてないよ!呼べばすぐに来ると思うけど……」
「あー、いいわよもう!さっさと戻らなきゃ!」

かしましく口論を続けながらアルデバランを駆け抜ける二人。
その歩調のままアジトへ辿り付くが、その手前ですぐに異変に気付く。

「……なに、何であたし達のアジトに軍隊が踏み込んでるの?」

額に手をかざしながらいぶかしげな表情を浮かべるウィザード。
先刻アジトを訪れた皇太子の一行と違い、アジトの入口を埋め尽くす軍隊の数はかなり多く、雰囲気も穏やかではない。

「何だろ?ちょっと聞いてみようか」
「ばっ…こら、マー子!」

ウィザードの制止の声を聞かず、アジトの入口へと歩き出す商人。

「……。」

商人が軍隊と何やら話しているのが見える。

「……!?」

商人が必死にカートを引いてこちらに向かって来るのが見える。
そして砂煙と共に、大量の軍隊が追いかけてくるのが見える。

「……!!」
「ウィズっち〜!逃げて〜っ!!」
「マー子のバカぁぁー!!」

泣きながらカートを引く商人と共に、ウィザードは全速力でアルデバランの街を逃げ出した。



――5日後、二人はテロの容疑でプリーストが捕えられたという噂を耳にする事となる。

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